◆ 理想の郷に集い、「銀河鉄道の夜」を語り合う
イーハトーブ北京公演が行われた翌21日、北京天文館とムーランプロモーションの共同主催で、アニメ「銀河鉄道の夜」をテーマに、作曲家冨田勲氏と天文美術家加賀谷氏のトークショーが行われた。
当日、天文館内に設置されている立体ドーム宇宙シアターで38分の作品、「銀河鉄道の夜」が上映され、200人の観客がその迫力と臨場感を体験した。上映後すぐ、まだ作品の世界浸っていたさなかに、さっそく第2部のトークショーがスタートした。冨田氏と加賀谷氏はそれぞれ宇宙をモチーフにした作品作りの発想と思いを述べ、「銀河鉄道の夜」を通して宇宙旅行気分になっていた観客の心を再び引き付けた。
トークショーの後は質疑応答の時間を設けた。たくさんのファンから興味深い質問を受け、二人が丁寧に答える微笑ましい光景もあった。終了後はたくさんの宇宙ファンたちが二人にサインを求めたり、写真撮影を頼んだりなど、北京のファンたちの情熱はさめることがなかった。
今回のイベントは日中の多くの機関、企業の全面協力を得ただけでなく、学会、教育界、文化界などさまざまな分野から注目を受けた。